RFM分析

マーケティングの基本 顧客分析

RFM分析とは:04:RFM分析

 RFM分析とは:04:RFM分析
顧客管理における顧客分析とは、一度以上利用してくれたお客様の情報を整理して、アフターケアや新製品の売り込みなど、適切な行動を行う事といえます。

しかし、せっかくいろいろな分析ツールで、顧客の購買情報から顧客分析を行っても、適切な行動を行わないと顧客管理とはいえません。

では、どのように顧客管理の顧客分析を行えばいいのでしょうか。
データとしては、「誰が・いつ・どれだけの金額を・何回使ったか」という風なデータが必要です。これに顧客の属性(性別・誕生月等)があればさらに詳しく顧客管理が行えます。

まづ、データとして何を重視するかが重要です。
例えば、購買額が多い顧客にお得意様セールを行う場合、顧客データから今までの購買額を抜き出し、多い順に 並べて、上位の顧客を対象にする場合があります。
このような場合は、デシル分析で購買額範囲を10等分して、上位の顧客をとりあえず対象として行動を起こせば良いでしょう。

データとしては、「誰が・どれだけの金額を」だけで行えます。
しかし、それだけでは1回だけ高額な買い物をした顧客や、かなり前に来てくれたが最近はきていない顧客等も対象となってしまいます。
そこで「いつ・何回使ったか」というデータを加味して分析します。これがRFM分析です。
 筆者のホームページ
http://www.ozsystem.jp/frdpro/pro_top.htm

 

RFM分析とは:03:デシル分析とは(マーケティングにおける顧客分析の第1歩)

 RFM分析とは:
03:デシル分析とは(マーケティングにおける顧客分析の第1歩)

デシル分析は、顧客分析の一手法で、お客様を購入金額の高い順に10(デシル)等分してその構成比を算出する分析方法です。
「ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である」というパレートの法則というものがあります。

デシル分析結果

このような売上の上位集中度の観点から、お客様の全体概況を把握する手法がデシル分析です。
対売上高貢献度の高い優良お客様を知ることができるなど、現状把握に有効で、顧客分析も簡便であることからお客様分析の第1ステップであると考えられています。

しかしながらデシル分析では、ずいぶん昔に高額商品を一度だけ買って、その後一度も買っていただいていないような顧客も上位グループに入る可能性があります。そこで、いつ買ってくれたか、何回買ってくれたかの情報を加味するRFM分析があります。

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RFM分析とは:02:マーケティングと分析

 RFM分析とは:02:マーケティングと分析
マーケティング分析関連  商品をたくさん販売する為に、一番は良い商品であることです。
当然販売する会社はそれぞれ良い商品であると考えているしょう。

そして、次に大切なのは、マーケティングです。
マーケティングとは、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動」の全てを表す概念です。
一般的には、
・市場調査
・広告/宣伝
・POPやカタログ
等の新規顧客を開拓を想像すると思います。

そのため、広告宣伝やマーケティングリサーチなど各種方法で効果的な新規顧客開拓を行っています。
一方、1回でも商品やサービスを購入してくれた顧客が再度購入してくれる(リピート顧客)ことも重要です。
一般的には、リピート顧客を維持する費用は新規顧客の獲得費用の1/5~1/20程度と言われています。
リピート顧客も最初は新規顧客であるので新規顧客獲得は重要ですが、1/5~1/20程度の費用で行える
リピート顧客の維持も重要です。

この為の顧客分析として、ここで紹介させていただくデシル分析やRFM分析があります
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RFM分析とは:01:はじめに

 RFM分析とは:01:はじめに
分析という言葉はちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、
「いいお客様を見つける」方法と言い換えると分かり易いかも知れません。
いいお客様の定義はいろいろでしょうが、ここでは
最近買ってくれたお客様・よく買ってくれるお客様・たくさん買ってくれるお客様
を「いいお客様」と考えます。

RFM分析は、過去のお客様の購買情報(いつ、いくらのものを買ってくれたかの情報)から、
「いいお客様」を見分けるための方法です。
また、各お客様の現在の状態を知って、お店が適切な行動を行う手助けを行います。

例えば、
購買頻度も多く、直近に来店もしているお客様。
このようなお客様には、特典付き特売セール案内などでよりお店の姿勢をアピールすべきです。
また、
前はよく来てくれたが、何らかの理由で店に不満を感じ、足が遠のいているお客様
このようなお客様には、イベント案内等で、再度の来店を促す必要があります。

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