2014-04-26 RFM分析とは:03:デシル分析とは(マーケティングにおける顧客分析の第1歩) RFM分析とは:03:デシル分析とは(マーケティングにおける顧客分析の第1歩) デシル分析は、顧客分析の一手法で、お客様を購入金額の高い順に10(デシル)等分してその構成比を算出する分析方法です。 「ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である」というパレートの法則というものがあります。このような売上の上位集中度の観点から、お客様の全体概況を把握する手法がデシル分析です。 対売上高貢献度の高い優良お客様を知ることができるなど、現状把握に有効で、顧客分析も簡便であることからお客様分析の第1ステップであると考えられています。しかしながらデシル分析では、ずいぶん昔に高額商品を一度だけ買って、その後一度も買っていただいていないような顧客も上位グループに入る可能性があります。そこで、いつ買ってくれたか、何回買ってくれたかの情報を加味するRFM分析があります。 筆者のホームページ http://www.ozsystem.jp/frdpro/pro_top.htm